わたしの考える伝説的なライトノベル

基準はわたしの独断と偏見。なんか後世に影響とか与えてたらそれっぽい！みたいなそんなざっくりな選出。
でも結構いいとこ行くとおもいます。たぶん。自分のセンスには自身がありますんで。

◆栗本薫　グイン・サーガ


ラノベ界の古典にしてラノベ界のこち亀。

期間100冊を超える長大な作品だが作者逝去により終了かと思われた。その後に複数の作家により続編が刊行されることにより、グイン・サーガは今でも続いている。
刊行冊数だけでなく、作者が死亡してなお拡がるその世界はまさにレジェンドの名にふさわしい。

◆神坂一　スレイヤーズ


これも文句なしでしょ、ライトノベル＝ファンタジーって路線を確固たるものにした、文字通りの伝説的作品。

長編と短編という富士見ファンタジアのスタイルを確立させたのもこの作品では？
わたしとしても初めて読んだライトノベルで、激ハマりしたこのスレイヤーズ。つい最近まで短編は続いていたってのもおそろしい……


◆秋田禎信　魔術士オーフェン


続いて富士見ファンタジア文庫より。スレイヤーズで確立されたギャグ・ファンタジー路線に加えてハードな要素を広めたのがこの作品だと思う。

個人的にはこの作品のギャグはピカイチだった。そういう意味では本編のはぐれ旅よりもギャグ短編の無謀編のほうが好きだった。


◆高畑京一郎　タイム・リープ　あしたはきのう


ライトノベルに分類される小説でありながら、SF小説としても高い評価を受けたこの作品。

ラノベならではの読みやすさと、タイムトラベルものとしての作りこみと、後年のライトノベルと一般エンタメ小説の境目をなくした作品の原点はこの作品だと思う。


◆上遠野浩平　ブギーポップは笑わない


セカイ系の代表作としても語られるブギーポップシリーズ。電撃文庫の位置づけを確かなものにした作品でもある。

後続に与えた影響もハンパなく、西尾維新や時雨沢恵一をはじめ後の売れっ子作家たちを執筆業界へ誘ったと発言しているほど。


◆賀東招二　フルメタル・パニック


学園ミリタリーラブコメの決定版とかいうオンリーワンすぎるこの作品。

アニメ化だけにとどまらず、スーパーロボット大戦への参戦までした、間違いなく伝説といえる作品。
近年では作者を変えて外伝作品が刊行され、その世界観はいまだに広がり続けている。

さらにはここにきて4度目のアニメ化の決定。本編終了からもう5年以上経つというのに……


http://apokaru.com/2016/03/19/legend-light-novel/

＊続く

◆秋山瑞人　イリアの空、UFOの夏


ラノベ界のセカイ系のハシリがブギーポップなら、このイリアの空、UFOの夏はそこにボーイミーツガールという要素を定着させた作品といえる。

ただそれだけじゃなくって、青春モノとしてのいつ読んでも色あせない独特の空気感など、ただセカイ系の代表作としてだけじゃここまで語られる作品にはなっていないだろうと思う。

それくらいに単純に一つの小説として名作と言っていい。

◆谷川流　涼宮ハルヒの憂鬱


とにかく話題になったこのシリーズ。これまでのライトノベルの枠というものを軽々と取っ払って、近年に続くなんでもありなライトノベルを作ったのは間違いなくこの作品。

とにかく萌えからSFから詰め込みまくりなのに、一つの作品としてまとまっていてとんでもなくよくできてる。

シリーズは継続中だけど、作品が大きくなりすぎたせいでプレッシャーがかかり書けなくなったという話も……。これもある意味伝説と言えるかな。

◆桜坂洋　All You Need Is Kill


まさかのハリウッド映画にもなった脅威のライトノベル作品。

定番のループものではあるけれど、ハードな世界観とアクション向きな設定はたしかにハリウッド映画には合っていたと思う。

ただ、ハリウッド映画化されたという部分にばかり目がいきがちだけれど、この作品は単純に面白い作品だってことはしっかりと言っておきたい。


◆西尾維新　化物語


何度もアニメ化されている人気シリーズ。

この作品の影響は功罪入り交じるというか、ライトノベルに会話劇というものを本格化させたというのは間違いなくこの作品の影響であると思う。

よくもわるくもフォロワーを生み出しやすい作風で、ある意味では今の混沌としたラノベ業界を創りだした作品の一つでもある。


◆伏見つかさ　俺の妹がこんなに可愛いわけがない


作品の内容というよりはタイトル。そういう点で後続にあたえた影響は計り知れない。
やっぱりいろいろとラノベ業界が混沌とした作品のひとつだと言っていいと思う。


◆川原礫　ソードアート・オンライン


この作品のヒット以降。ラノベ業界の大量のVRゲームを題材とした小説を溢れ返させた。近年ではダントツのヒット作品。

気付いたら時雨沢恵一がスピンオフ作品を執筆するなど、その世界観はどんどんひろかっていってる。


◆どれもオススメな伝説作品。ぜひとも読んでほしい

以上、個人的に考える伝説的ラノベ作品12選でしたー。

有名な作品ばかりな一方で、世代もあってわりと古めのものが多くなってます。

読んだことないって人も結構いそうな気がするので、これを気に過去の名作を手にとってもらえれば。

◆紫式部他　　源氏物語

銀英伝が無いとかおかしい

紫色のクオリアを是非

何度も言うが


完結した作品だけを挙げろや！

ハルヒ1巻のカバーイラストも
今見ると一昔前の絵柄だな
まぁのいぢの絵もどんどんこれから変わっていってるけど

ヴァンパイアハンターD
エイリアンシリーズ
キマイラ
聖刻1092

ソノラマ文庫がないとかおかしい

ブギーポップが入ってて嬉しい
そろそろちゃんとしたアニメ作らないかなー
ビートのディシプリンあたりで

へー
タイムリープて語り継がれる作品になってるんだな
20年前にゲーム好きの友達がこれ読んでと借してくれたのを思い出した

俺妹やSAOがあって、とらドラがないと違和感半端ないな

ラノベすら苦手な文章嫌いの俺が唯一読めたラノベが
銀英伝のユリアンのイゼルローン日記だった
本編読んでないから細かい設定はわからなかったけど

とある
さすおに

既刊150冊越えのグイン・サーガとか入門編として読ませるのか。
どんだけハードル高いんだよラノベ業界！

売上というか発行部数的に1580万部の禁書が入ってないのは意外
いや、入れなくていいけどさ

３０半ばのおっさんとしては、ラノベという言葉が無かったころから
ラノベという言葉が生まれる過渡期にあった下記作品は押さえて欲しかった
・銀河英雄伝説
・ロードス島戦記
・フォーチュンクエスト（まだ継続中
・無責任艦長タイラー
・魔獣戦士ルナ・ヴァルガー
・ARIEL

・吸血鬼ハンターDシリーズ
・妖精作戦
・聖エルザクルセイダーズ
・黄金拍車シリーズ
・クラッシャージョウシリーズ
・ねこのめ三部作

この辺も抑えて欲しいな

タイムリープはラノベ枠関係なしにまじで名作
イリヤは過大評価にしか感じない

化物語の紹介が完全にディスり文でワラタ

俺がラノベっつーものに初めて触れたのはたぶんキノの旅なんだけど、たいして評価されてないのか

キノの旅は評価されてるよね。あんな感じのラノベは他にないよね

グインササーガはラノベじゃねぇやろ
俺妹と一緒かよｗ

グインサーガは初の国産本格ファンタジーで売り出してた…はず
それよりロードスって日本人のエルフ像を固定したのってすごい功績だと思うんだけど

ブギーポップは今の中高生が読んでも正直ピンとこないと思う

好みの問題もあるからな
爆れつハンターとかもおすすめする
アニメもいい感じだった

伝説的って言っちゃったからなあ。それでこの選出では納得しない人は多いよ
まずロードスを入れないとね

灼眼のシャナは無いのね
空の境界とDDDくらいしか、全部読む気にはならなかったなあ

スレイヤーズとタイムリープが特に良かった